笑顔をつなぐコーヒー
コーヒー、おいしいですよね。
って、いまさら当たり前のことを。。。
このブログを読んでくださってる方は、みなさんコーヒーに取り付かれた方たちばかりなので、いまさら言うまでもないことです。
わたしもコーヒーが大好きで、知らないうちに手網焙煎なんて始めて、ついには自家焙煎豆のネットショップ開業を考えるようになってしまいました。まだまだ焙煎した豆の種類は少ない未熟者ですが、産地、農場によって味が違うんだーってことに驚かされました。どうせならおいしいコーヒーが飲みたいです。
でも、味(品質)のほかにずっと前から気になっていたことがもう1つあります。わたしがおいしいコーヒーを飲んでいるその向こう側で、誰かが苦しんでいるんじゃないかってことです。コーヒー豆の相場は一時期大暴落して、生産者の生活が苦しいという話は何度も聞いたことがありました。また、学生時代に読んだアグリビジネスが世界の半分を貧困に陥れている実態を論じた、こんな本のことも頭の中にありました。
わたしが一杯のおいしいコーヒーを楽しんでいるその向こう側で、飢えに苦しむ人たちがいるとしたら、わたしはそのコーヒーを心からおいしいとは思えません。トレーサビリティ、生産者の顔が見える農産物、これは消費者の安全を守るためだけでなく、生産者の生活を守るためにも大切なことだと思います。
生産者との信頼関係に基づいた取引を行っている業者、団体から仕入れたコーヒー生豆を焙煎して、ほんとうにおいしいと言えるコーヒーを売りたい。そんな考えから、今、コーヒー生豆の仕入先を探しています。すでにいくつかの業者さんから生豆を取り寄せてみました。まだ焙煎はしてませんが、今後、少しずつ試していきたいと思ってます。
「笑顔をつなぐコーヒー」をキャッチフレーズに、がんばってみようと思います。
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コメント
こんばんわ。
品質機関に認証されたような農園やフェアトレードなど以外で品質がある程度高くまだ知られていないような農園を見つけて適正価格で買うってことができればとか思うんですけどね。
僕は疑い深いので認証機関も金儲けに走ってるところもあるような気もしますし。
生産国が国家レベルで取り組まないと労働環境は改善されないと思います。
他になにかいい方法はないもんですかねぇ
投稿: Monk | 2007年4月29日 (日) 19:54
難しそうな本を読まれてるんですね。
なかなか解決しにくい問題だとは思いますが(それくらいは分かる)出来ることをやっていこうとしている姿勢を尊敬します。
良い会社が有ると良いですね。
それに「笑顔をつなぐコーヒー」って良いじゃないですか!とっても良いコピーですね!屋号といい、なかなかのコピーライターなんですね。そこも尊敬します。
投稿: まるいち | 2007年4月29日 (日) 22:55
>Monkさん
こんばんは~♪
わたしもJASにしろRAにしろ認証機関の品質認証には懐疑的です。認証を受けるためにもコストかかりますからね。否定はしないけど、そういうのに頼ったマーケティングには疑問を感じます。
それに個人経営の自家焙煎店にとって、こういう認証って実はあんまり意味ないんですよね。特にJAS認証なんて、生豆が認証を取ってても、焙煎店もJAS認証取らないと販売するコーヒー豆に対する有機表示はできないらしいですし。
結局、そういうコストを負担できるのはある程度の規模の業者に限られてしまうと思うんですよね。消費者の立場からみれば、規模が大きいことは必ずしもマイナスではないですけど。サービスを含めた品質はどうしても画一的なものになってしまうと思います。
あ、ちょっと話がそれてますね。生産者の生活という点で言えば、生産者と緊密な信頼関係を築いている信頼できる生豆輸入業者(団体)を足で探すしかないと思ってます。個人の自家焙煎店を相手にしてくれる業者、団体を訪ね歩いて、信頼できる取引先を探すしかないのかなと思ってます。
投稿: でんでん♪ | 2007年4月30日 (月) 22:18
>まるいちさん
いつも温かい励ましの言葉ありがとうございます。
「笑顔をつなぐコーヒー」って結構いいでしょ!(自画自賛
でんでん虫印の笑顔をつなぐコーヒーです!!
コーヒーを通して笑顔を届けるお店を目指してがんばりますよ♪
投稿: でんでん♪ | 2007年4月30日 (月) 22:23
>Monkさん
補足です。
>生産国が国家レベルで取り組まないと
これは個人や零細業者のレベルではどうにもならない問題なんですよね。生産国側の国家レベルの政策や流通制度のことはまだ詳しく勉強してないですけど、たとえば、ベトナムなんかは国家レベルでコーヒー豆の増産を政策として推進していて、農民に過酷なノルマを課しているなんて話も聞いてます。
そういう問題もできるかぎりクリアにしていきたいですけど、本当の情報を得ることも難しいですし、知り得た情報をどうやって伝えるかにも工夫が必要だと思います。
投稿: でんでん♪ | 2007年4月30日 (月) 22:32
補足ありがとうです。
例外はあるにしても、よい生豆は良い環境から生まれるんですよね。
いくら労働環境が悪いからどうにかしたいと思っても品質が高くなければバイヤーに見向きもされないでしょうし
フェアトレードは価格に品質が引っ張られるような形になるので理想じゃないかなと思っています。
製造の仕事をして思うことは、安く、低い品質のものはそれ相応の取引先(需要)があるんですよ。二極化していってるような気がします。
上のレスになってないけど、なんとなくこんな事を考えてます。
投稿: MONK | 2007年5月 1日 (火) 00:21
>Monkさん
フェアトレードは理念の上では理想的なんですけど、実際上はいろいろクリアしなければならない問題もあると思ってます。
陥りやすい落とし穴としては、一種の慈善事業みたいになってしまうことでしょうか。産地の環境や生産者を守るという点にだけ重点がいってしまうと、産物の品質がおろそかになりかねない。コストを最初に決めてしまうと、品質を高める努力へのモチベーションが下がってしまうと思うんですよね。そこをクリアできないと長続きする関係にはならないと思うんです。
また、フェアトレードという言葉が一種のブランドのように独り歩きして、理念が形骸化していくって落とし穴も。。。
いろんなコーヒーを焙煎して、コーヒーの品質に対する感覚を磨きつつ、いろんな業者さんの話を聞かせてもらって勉強していきたいと思います。
そうそう。RAと言えば、中国のプーアル茶にも一種の森林農法(ほったらかし農法とも言う笑)があるんですよ。原生林の中に樹齢何百年のお茶の木があって。新茶だと渋くて飲めないくらいなんですが、10年くらいエージングするとまろやかなお茶になります(と言われてます)。オールドコーヒーってそんな感じなのかなって思ってます。
投稿: でんでん♪ | 2007年5月 1日 (火) 01:26
選択肢の中にフェアトレードの商品があるというだけでも
私にとっては目から鱗でした。
貧しい土地柄でコーヒーが育ち、それで生活をする。
おいしく飲んでいるコーヒーの裏側を教えてもらった気がします。
投稿: mine | 2007年5月 4日 (金) 13:00
>mineさん
今、オックスファムっていうイギリスのNGOがまとめたコーヒー貿易についてのレポートを読んでます。『コーヒー危機 作られる貧困』ってタイトルです。このレポートの原題は"MUGGED Poverty in your coffee cup"、直訳するなら『強奪される人々 コーヒーカップの中の貧困』って感じでしょうか。原題の方がイメージ的に訴えかけるものありますよね。「コーヒーカップの中の幸せ」に近づけるために少しでも何かできたらと思います。
投稿: でんでん♪ | 2007年5月 4日 (金) 17:36