こんにちは。マダム でんでん♪でございます。
このところ、「オープン」という概念について、ごちゃごちゃ考えてます。
わたしは元々Web系のプログラマ(もっと元々はIT系の翻訳者)だったこともあって、オープンな技術が好きです。そもそもWebというものが、テキストベースで情報をやり取りするHTMLというオープンな規格(さらに言えば、HTTPをはじめとするテキストベースのプロトコル中心のインターネットというオープンな規格)があって成り立つものです。Webやインターネットの素晴らしい点は、NTTや朝日新聞社や講談社やなんだかかんだかといった企業が提示する枠組みに縛られることなく、自由な情報交換が可能なことだと思います。現時点でそのもっとも分かりやすい実装がBlogシステムだと思うんですが、技術的にはもっともっと大きな可能性を秘めていると思っています。
なぜ、このような自由が実現できるかといえば、それは規格が完全にオープンだからなんですね。たとえば、RFC(Wikipedia)を読めば誰でも(技術さえあれば)HTTP通信を行うソフトウェアを開発することができます。HTTP通信を行うプログラムとしては、HTTPサーバのApacheやブラウザのInternet ExplorerやFirefox(Mozilla)が有名ですが、Perlというプログラミング言語では、
use LWP::Simple;
getprint("http://www.cpan.org/");
とうたったの2行のプログラムを書くだけで、http://www.cpan.org/のコンテンツ(HTML)を取って来ることができます(実際のHTTP通信はLWP::Simpleというモジュールが行っているわけですが)。ここではわたしが慣れているPerlの例を挙げましたが、ほかの言語でも同様のことが可能です。このプログラムでは、対象URLのコンテンツがテキストの形で入手できるだけですが、通信の規約部分が完全にオープンになっていることで、プログラミングのスキルさえあれば、いくらでも応用が利きます。たとえば、検索エンジンといえばGoogleさまですが、このようにHTTP通信を扱うことができれば、独自の検索エンジンを作ることだって可能なわけです。実際、NamazuとかHyper Estraierといった検索エンジンがオープンソースで公開されていて、これらを利用することで個人のサーバに検索エンジンを取り付けることもできてしまいます。
さて、ITの話に深入りしすぎてコーヒーの話に引き寄せるのが難しくなってしまいましたが(笑、これをベースに情報公開ってどういうことなんだろうって考えるわけです。情報公開といいつつ、自分に都合よく加工した情報を流すんじゃ本当の意味で情報公開とは言えないと思うんです。たとえば、情報公開という文脈で大切といわれるトレーサビリティというのも、提供もとの事業者ではなく、消費者がみずから製品の生産に関わる履歴情報を追跡できるところに価値があるわけです。さらにこのような情報が広く公開されていけば、よい製品とは何かについてのデータに基づく統計的な研究も、事業者の都合ではなく消費者の観点から自由に行えるようになるはずです。わたしは情報公開で大切なのは、何よりこうした生のデータを公開することだと考えています。
ただ、実際には、オブラートに包んできれいに加工した情報の方がぱっと見では伝わりやすい(らしい)。原料一覧やら実際の生産プロセスを示されるより、「なんとか秘伝のなんとかをなんとかの匠の技でなんとかしました」みたいな情報のほうがウケがいい(らしい)。わたしはこういう形の情報って情報量ゼロだと思っているんですが。。。世の中むつかしいです。
なんていうか、単なる愚痴でした。ごめんなさい。
今朝から千葉あたりで地震が多発してるみたいです。大地震の前兆とかじゃなきゃいいんですが。。。
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