カテゴリー「おうちカフェ」の23件の記事

2008年4月19日 (土)

外山安樹子×関口宗之@稲毛CANDY

こんにちは。マダム でんでん♪でございます。昨日は半年振りくらいにJazzピアニスト外山安樹子さんのライブに行ってきました。場所は稲毛のJazz喫茶CANDYさん(Blog: Jazz Spot CANDY)です。30年近い歴史を持つJazz喫茶で大物プレーヤーも来るお店みたいですよ。わたしはJazz詳しいわけじゃないので、うちからすぐ近くのお店なのに全然知らなかったですけど。

今回はベース関口宗之さんとのデュオです。外山さんと関口さんのデュオは、もう3年目くらいに入るでしょうか。彼女のオリジナル曲オンリーのレーベルデビューCD、「Lilac Songbook」もこのお2人でのデュオです。今日のライブは、彼女のオリジナルが半分(そのうち半分はCD収録曲)、スタンダードが半分、オリジナルとスタンダードを交互に織り交ぜながらの2ステージ構成で10数曲たっぷり聴かせていただきました。

今回のライブでは、1stステージの「遠くを」と「Take Five」が特に印象深かったです。「遠くを」は彼女の「Lilac Songbook」にも収録されている、夢見るようなまどろむような美しいメロディーを持つオリジナル曲。CD収録の「遠くを」は、最後までまどろみの中で終わる叙情的というか乙女チックというか、そんなイメージの強い演奏です。でも、昨日の「遠くを」は一味も二味も違いました。インプロに入ってからぐんぐん大きく羽を伸ばして遠くへ遠くへ羽ばたいていくようなそんなスケールの大きな演奏で、聴いていてぐいぐいと引き込まれて興奮の渦に呑み込まれてました。

「Take Five」は、Jazzに詳しくないわたしでも知っているスタンダード中のスタンダード(アリナミン?のCMで使ってるし)。こういう有名曲って良くも悪くも手垢にまみれてて、オリジナリティを出した演奏するのって難しいと思うんですね。しかも、リズムに特徴がある曲なので、あのリズムにそのまま乗っかってしまったらもう手垢にまみれた演奏になってしまう。そんな曲だと思うんです。が、昨日のライブの「Take Five」は、なんだか魔法にかけられた気分でした。メロディーはあのTake Fiveなのに全然違う曲になってるじゃない。もう、完全に外山安樹子色(っていうかふくP色?)。いまさらながら天才かもって思いました。

ライブの後、少し話を聞かせていただきましたが、演奏の中でお互いの対話を大切にしてらっしゃるというお2人。そんな楽器同士の掛け合いの妙をたっぷりと堪能させてもらった一夜でした。

外山安樹子×関口宗之デュオのレーベルデビューCD、Lilac SongbookはAmazonHMVなどでも購入できます。外山さんのホームページ内のCD紹介ページや発売元のYPMレーベルのCD紹介ページで試聴できます。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年4月14日 (月)

『おいしいコーヒーの真実』

こんにちは。マダム でんでん♪です。

『おいしいコーヒーの真実』という映画が、5月31日から渋谷アップリンクで公開されるらしいです。内容はエチオピアでのフェアトレードプロジェクトを扱ったもののようです。イベントもいろいろ予定されているみたいなので、こちらも要チェック。

このサイト、4月4日にオープンしてるみたいですね。フェアトレードコーヒーを中心に品揃えしようと思っているのに、今頃気付くなんて。。。ちょっと遅すぎ。わたしは絶対に見に行きますよ!

コーヒー産地の様子なども詳しく紹介されると思うので、コーヒー好きな方は是非見に行ってみてくださいね♪

↓予告編

ブログランキング投票! ファイブ ブログランキング投票! ← クリックよろしくお願いします♪

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2007年11月 8日 (木)

Lilac Songbook

おはようございます。マダム でんでん♪でございます。芸術の秋ですね。昨日に続いて、アートの話題です。

10年来のネット友達のジャズピアニスト、外山安樹子さんがついにレーベルデビューです。

Lilac_songbook

今回のCDと同じ曲目で今年の1月に「Songs of Lilac」っていうタイトルの自主制作CDを出されていたんですが、そっちが品切れになって、リプレスしようか?ってときにレーベルから発売の話が舞い込んだんだそうです(曲目は同じですが、全曲新たに録音しなおしているそうなので、単なる再プレスではなくまったく新規のアルバムになっています。また、今回のCDは自主制作版と同曲目プラスボーナストラックが2曲追加されています)。

このCDを発売したYPMレーベルは、小レーベルながら録音の素晴らしさで定評があるんだそうで、このCDもオーディオ関係の雑誌を中心にレビューが掲載されたらしいです。

彼女に直接注文したCDが昨日うちにも届いて、さっそく聞いてみました。このブログでも以前、外山さんのライブの感想を書いたりもしましたが、このときよりも、さらに一回り大きくなられたように思いました。

外山さんの演奏を聞いていると、なんといってもそのメロディーの美しさに心を奪われます(CDは全曲彼女のオリジナル曲です)。メロディーの美しさ、演奏の力強さはアマチュア時代からなんですが、今回のCDでは包容力を感じさせるジャズピアニストへと大きく成長されてます。

今回のCDの演奏では、一音一音に彼女の精神がいきわたっているような、そんな余裕を感じるんですね。安心してその音楽に身を任せて漂うことができる、そんなアーチストに飛躍した彼女。遠いところへ行ってしまったようで、一抹の寂しさも感じつつ、彼女の演奏に身を任せてステキなひとときを過ごしました。

CDは注文すれば全国のCDショップで購入できるそうですが、外山さんのホームページから直接購入もできます。試聴もできますので、是非覗いてみてください。

-----------------------------------
ほかのレビュー記事

ブログランキング投票!  ファイブ ブログランキング投票! ← 清き一票を(笑

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2007年11月 7日 (水)

Elephant SANTIE

おはようございます。マダム でんでん♪でございます。

以前、このブログでご紹介(not alone)したArtmic8neoさんのElephant SANTIEがついに完成だそうです。信濃町のアートコンプレックス・センターで開催中のビデオアート グループ展で完成したElephant SANTIEが上映されると聞いて、わたしも初日の月曜日に早速行ってきました。


(Elephant SANTIE Chapter3 予告編)

上映作品は、Artmic8neoさんのSANTIEを含めて全部で10作品。通してみると約2時間の上映です。SANTIEの上映順は2番目。上映時間は11分と個人製作のアニメーションとしては、かなりの力作だと思います。作品は、一人ぼっちのSANTIEが森の洞窟に入っていくシーンから始まります。洞窟の中でSANTIEは次々に森の仲間たちに出会い、一人ぼっちじゃないんだと気付きます。そんな孤独、絶望からの癒しの物語が、Artmic8neoさんの優しいタッチの絵で語られています。11分の上映はあっという間におしまい。見終わったあとには、心の中に何か暖かいものが感じられる、そんな作品でした。

ほかの作品では、SANTIEの次に上映された山田園子さんとおっしゃる作家さんの『ウツのウミ』という作品がとても印象的でした。好きな女の子とケンカした男の子の心象風景が、実験的な手法を駆使したアニメーションで綴られていました。紙人形を動かしてコマ撮りしてたり、実写が混じったり、作者の方の息遣いが聞こえてくるような人間味あふれる作品に仕上がってます。この作品のショートバージョンがNHKの「デジタルスタジアム」の番組ホームページで公開されています。

「ビデオアート グループ展」は、11月17日(土)まで新宿信濃町のアートコンプレックス・センターで開催中です。近くの方はお時間があれば是非行ってみてください!!

あ、この施設、まだオープンしたばかりらしく、会場の案内とかの対応が十分でなくて、「ビデオアート グループ展」の会場がどこにあるのかよく分からず、ちょっと戸惑いました。もし行かれたら、建物に入ってすぐの右手にある階段かエレベーターで2階に上がって、通路をどんどん突き進んだ突き当りが「ビデオアート グループ展」の会場になります。

ブログランキング投票! ファイブ ブログランキング投票! ← ちょっと伸び悩み中。クリックお願い!!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年8月 1日 (水)

デザインとファッション

こんばんは。今日もお疲れモードのマダム でんでん♪でございます。

SCAJ 2007も2日目。あと1日残すだけとなりました。今日はカッピングのワークショップに参加して、スペシャルティコーヒーのカッピングを勉強してきました。2時間近く立ちっぱなしだったので、疲れやすいわたしは途中でギブアップしたいくらい疲れましたが、いろいろと考えるヒントをいただいてきました。今後、わたしなりにコーヒーの感覚的(官能的)な評価の方法について、今回のワークショップでいただいたヒントを元にさらに考えてみます。

話は変わりますが、蝸牛の宿では「おうちカフェ」をキーワードにお客様に喜んでいただけるお店作りをしていきたいと考えています。わたしは「おうちカフェ」というキーワードを通じて、生活をデザインする楽しみを追求したいと思います。世の中にはマスコミなどを通じて情報があふれています。さまざまな分野のカリスマが発信するこれがいい、これが最高、というような情報があふれています。でも、こうした情報の洪水の中で、かえって自分の生き方に根ざした価値観を持つことが難しくなっているのが今の時代なんじゃないかと思います。

豊かに見える生活の中で、心の貧困化が進んでいるんじゃないか。自分のことも振り返りながらそんな風に思います。この半年ほど、コーヒーのことに取り組みながら、そんなことを感じていました。おいしいコーヒーとはどういうコーヒーなのか。考えれば考えるほど、いろんな情報に触れれば触れるほど、分からなくなってくるような焦りを感じながら、この半年間を過ごしてきました。そして最終的に辿りついた答えは、結局のところ自分がどう生きるのか、どう生きたいのかを基盤に考えないと、あふれる情報に振り回され続けるという当たり前の答えでした。

だから、蝸牛の宿で提案する「おうちカフェ」は人まねのファッションではなく、生活の形を主体的にデザインするということを通じて、生活を豊かにする運動でなければならないんだと強く思うんです。どういう形でそういう提案ができるのか、具体的な形はまだできていません。でも、それは一方的に情報を伝えることではなく、双方向的なやり取りを通じてしかできないんじゃないかと思います。ネットショップの蝸牛の宿でどうやったらそれができるのか。課題が大きすぎて手に負えない気はしますが、一度に答えを出そうとしないで、この考え方を理念としつつ、手探りで進んでいくほかはないのかなと思います。

なんだか疲れたアタマがおかしなことを書いている気がしますが、多分、言葉にならないでモヤモヤしていたものが疲れに乗じて噴出したんです。ほとんど独り言の垂れ流しでみっともないことこの上ないですが、ブログということでたまにはこんなのもお許しいただけたらと思います。

ブログランキング投票! ファイブ ブログランキング投票! ← クリックしてもらえたらうれしいけど。。。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年7月29日 (日)

アボカドサラダ

こんばんは。マダム でんでん♪でございます。

なんだか昨日の夜からまた体がダルクてちょっと体調不良です。夕方くらいになってやっと少し元気が出てきたので、アボカド買って来ましたよ!!

で、昨日届いたばかりの『あっぱれ!アボカド』に載っていたレシピを試してみました。

20070729_avocad

アボカドを使ったサラダとスープです。見栄えはイマイチな感じになってしまいましたが、おいしかったです。特にサラダのほうが。これはアボカドとオニオンスライスを炙った明太子とオリーブオイルのソースであえただけの簡単メニューなんですが、アボカドと明太子、タマネギの相性がばっちり。スープのほうはレシピの材料が揃ってなかったので、適当にアレンジしたらちょっと何かが足りない感じ。でも、まあまあおいしかったです。アボカドをスープにってのは、意外に応用範囲が広そうです。

お酒はビールと日本酒。日本酒は徳島の家内制手工業的酒蔵、那賀酒造さんの旭 若松です。那賀酒造さんは夫婦2人きりでタンク2、3本しか仕込まないという小さな酒蔵で、自然に逆らわない酒造りなので毎年味が違います。今回のは16BY(2005年醸造)でした。色はしっかりと黄金色。美しいです。

20070729_wakamatsu

冷酒でも味が乗ってておいしかったですが、これを燗付けしたら。おいしいでしょうね~~。キレもよくて非常によいできのお酒でした。買い占めたいかも。。。

ブログランキング投票!  ファイブ ブログランキング投票! ← 好評躍進中!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月28日 (土)

あっぱれ!アボカド

こんにちは。お暑うございますね。マダム でんでん♪でございます。

以前の記事(アボカドアボカド)でちょっと紹介したアボカドの本『あっぱれ!アボカド』が発売になりました。わたしもさっそくAmazonで注文して、今朝届きました!

オレンジの背景にアボカドのグリーンが美しい表紙の、ちょっと小さめサイズのかわいい本です。中身はアボカド一色。アボカドのレシピから始まって、アボカドをモチーフにした雑貨の紹介、そして最後はアボカドの育て方まで、最初から最後までアボカドです。

レシピは定番のサラダから、シーフードとの和え物、スープ、揚げ物までバラエティー豊かなラインナップ。アボカドっておいしいけど、ちょっとくどいから今までうまく使いこなせないで持て余しがちだったんですが、これだけのレシピがあればアボカドが食卓にのる機会が増えそうです。パラパラ見ていたらあまりにおいしそうで、さっそくアボカドを買いに走りたくなりました(笑。

本の最初に世界最高のアボカド産地と言われるメキシコ ウルアパンを訪ねる記事が出ていたんですが、ここのアボカドが世界最高なのは「1000~2500mという標高、温暖な気候、十分な湿度、代々受け継ぐ豊かな火山性土壌という4つの条件がそろっているから」なんですって。これってどこかで聞いたことが。。。そうそう。コーヒーと同じじゃないですか。いい産地の条件が。ってことは、このあたりはきっとコーヒーもおいしいんでしょうね。栽培してるかどうかは知らないけど。

そんなわけで、ますますアボカドに親近感が湧いてしまったのでした。

そして、本の中ほどには以前の記事(アボカドアボカド)でも紹介した、mineさんデザインのアボカドの葉っぱを描いたTシャツとブックカバーがしっかり紹介されてました。

この前はTシャツを紹介したので、今回はブックカバーの方を紹介してみます。アボカドの生育ぶりを笑顔で見守る女性とわんこのモデルは誰なんでしょうね~。このあたりを覗くと分かるかもしれません。

ブログランキング投票!  ファイブ ブログランキング投票! ← 現在7位(Blog Ranking)と28位(Five Style)!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年7月27日 (金)

ジャズライブ at 東京メインダイニング

こんばんは。マダム でんでん♪でございます。

このところ、JavaScriptでココログのカスタマイズとかそんなんばっかりでナンダカナアって感じでゴメンナサイ。1日遅れですが、25日に行った東京メインダイニングでのJazzライブのレポートでございます。

まずは東京メインダイニングについて。東京メインダイニングは渋谷の電力館そばにあるオシャレなレストランです。見た目ちょっとお高そうですが、コースが3000円ほどからと意外にリーズナブルです。今回は5000円のコースをいただきましたが、なかなかの美味でございました。

で、東京メインダイニングでは、不定期でチャージ無料のライブをやってるんですね。しかもライブを聞きに来たって言うと、お食事料金が10% OFFらしい。7月25日は以前にも「外山安樹子トリオ」でご紹介した外山安樹子さんがピアノで参加のライブということで、わたしの誕生日祝を兼ねてダンナさんに連れて行ってもらいました。

ライブのほうは、サックスの飛澤直司さんがリーダーということで、外山さんのオリジナル曲は聴けませんでしたが、渋いサックスでJazzのスタンダード曲を聴きながらとても優雅なディナーになりました。

東京メインダイニング、激しくおすすめでございます。ライブの日に是非一度(東京メインダイニングライブスケジュール)。

ブログランキング投票!  ファイブ ブログランキング投票! ← 今日の1クリックはお済ですか?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年7月24日 (火)

おうちカフェ推進!

こんにちは。マダム でんでん♪でございます。

今朝は、久しぶりにすっきり晴れて気持ちのいい朝でした。さっそくたまっていた洗濯物を一気に片付けて。コーヒータイム中です。

今日は「おうちカフェ」について思ってることを書いてみようと思います。「おうちカフェ」ってなんだかいい言葉だと思いませんか?

昔はお茶をするって言えば喫茶店でしたが、最近は昔ながらの喫茶店を押しのけてオシャレなカフェが人気ですよね。カフェ人気の秘密はどこにあるのか、コーヒー屋さんを開業することを意識し始めてから、ときどき考えてました。

元々、カフェっていうのはヨーロッパで生まれたもので、紳士の社交場だったらしいです。パリのカフェには、文化人、思想家、政治家が集いコーヒーやお酒を飲みながら、議論を戦わせ、そんな中から新しい芸術や思想、政治の動きが作られたんだそうです。

そんなカフェですが、日本に持ち込まれたときにはホステスがいる洋風酒場の意味になってしまったんだそうで。中にはいかがわしい雰囲気のお店もあって、そんなカフェと区別するために喫茶店という言葉が生まれたらしいです。つまり、喫茶店はまじめなお店だよっていうことを示すためのラベルだったんですね。

それがどうして最近になってカフェがこんなに人気を博するようになったのか?いろんな雑誌の企画などでヨーロッパ流のカフェの概念が宣伝されて、それが受け入れられたっていうのがわかりやすい説明かもしれません。でも、流行って宣伝だけでできるものではないと思うんですね。流行の背景には人々の意識の変化が必ずあるはずです。

どのような意識の変化があったのか。わたしなりに考えたのは、「こだわり」から「生活重視」という流れがあるのではないかって。「いかがわしいカフェ」から喫茶店を区別するための「真面目」は、コーヒーに対する真剣な態度に成長し、大正から昭和にかけて多くの名店を産み出しました。

しかし、真剣な態度が今度は次第に硬直した「こだわり」に変質し、閉鎖的な雰囲気、じめじめしたイメージを定着させてしまったのではないか。そうこうするうちに喫茶店の世界の新陳代謝は悪くなって、真剣な志のある人が商売を成り立たせることが難しい状況になってしまったのではないかと思うんです。

そんな中で、カフェは喫茶店とは違う日々の生活を楽しくするような明るいイメージで、大きく成長してきたわけです。喫茶店とカフェを区別するキーワードは、「生活の豊かさ」なのかなって。ランチがおいしいカフェ、ステキなバリスタのいるカフェ、かわいい雑貨が買えるカフェ。こういう流れを見ていると、今は「脱こだわり」の時代なんだなと思います。もちろん、真剣な態度を否定しているわけではありません。真剣な態度はいつの時代も求められるものです。ただ、閉鎖性、硬直性に繋がる「こだわり」は、少しずつ時代から取り残されているんじゃないか。そんな風に感じています。

わたしは「おうちカフェ」の極意は、創意工夫だと思うんです。出来合いのものではなくて、おうちで手間ひまかけて工夫して、ゆったりした時間を過ごす。喫茶店からカフェへの流れと同じく、おうちカフェは生活の豊かさを求める運動だと思います。わたしはそんな意味を込めて、おうちカフェって言葉を使いたいと思ってます。

焙煎珈房 蝸牛の宿では、おいしいコーヒーを焙煎して販売すると同時に、おうちカフェの工夫をどんどん紹介していきたいと思います。

おうちカフェ、全力を込めて推進していきますよ!!

ブログランキング投票!  ファイブ ブログランキング投票! ← ランキング上昇中!いつもありがとうございます♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月21日 (土)

not alone

こんにちは。マダム でんでん♪でございます。

今日は自主制作アニメ作品の紹介です。制作されているのは、Blog Petのコミュニティ(「おうちカフェ」グループ)でお友達になっていただいたArtmic8neoさん(ホームページ「Artmic8neo実験室」)です。

(この映像はElephant SANTIE Chapter3の予告編で、Chapter1、2の本編はArtmic8neoさんのブログで視ることができます)

ほかにもたくさんの作品を制作されているみたいなんですが、今はこのElephant SANTIEというアニメーションを制作するRintoプロジェクトにもっとも力を注いでらっしゃるようです。Rintoプロジェクトでは、立体造形作家、天炎さんとのコラボでElephant SANTIEのキャラクターが立体化されるんだとか。象のSANTIEやSANTIEの友達?になる鳥さんが画面から飛び出して、目の前に現れる日も近いってことでしょうか。なんだかワクワクします。

DVD化の計画もされているみたいなんですが。DVD化されたら是非ともゲットしたいです。あとキャラクターグッズなんかも。

あ、そうそう。今日の記事のタイトル"not alone"は、Elephant SANTIEのサブタイトル。そう。ひとりじゃないですよね。

ブログランキング投票! ファイブ ブログランキング投票! ← どっちをクリックする?

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2007年7月14日 (土)

アボカドアボカド

こんばんは。マダム でんでん♪でございます。

今日はちょっとうれしいお知らせです。「焙煎珈房 蝸牛の宿」のホームページデザインをお願いしているイラストレーター、mineさんの作品が、本で紹介されるそうです。地球丸社刊『ますます大好き あっぱれ!アボカド~365日アボカドをおいしく味わって、楽しむ本~』に、mineさんがデザインして販売されているアボカドの葉っぱを題材にしたTシャツが紹介されるんですって。

そのTシャツはこちら↓。

Tシャツはリンク先で購入できますよ。ほかにもステキなTシャツがいっぱいあります。わたしはれんこん戦車がお気に入り。

mineさんのブログには、アボカドの栽培日記アボカドのイラストなんかもあります。このblogにもときどきコメントしてくださって、いつも励ましていただいてます。ご本人から本に載るよ~って聞いて、うれしくなってしまってさっそく紹介してみました。

アボカドの本、本屋さんで見かけたらちょっと手にとってみてくださいね♪

ブログランキング投票! ← クリックも忘れずに。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年7月11日 (水)

外山安樹子トリオ

こんばんは。ただいま帰ってまいりました。マダム でんでん♪でございます。

今日は夕方から久しぶりに電車に乗って外出でした。古いネット友達、外山安樹子さん(ふくP)のジャズライブに行ってきました。半年振りくらいに聞きに行ったんですが、良かったですよ。1セット目のステージの最初のほうは、ちょっと硬い感じでなんか指が暖まってない?ような感じもありましたが、2セット目からはのっけから流れるように自由自在にピアノの上を走り回っているようでした。のりだすと止まらない。ほんとにパワフルです。

こんな経歴の人です。

札幌市生まれ。6歳よりヤマハネム音楽院にて作曲、演奏法、理論等を学ぶ。自作の曲やクラシックで国内外のコンサートに出演。
93年にはフランスでの国境なき医師団のチャリティーコンサートに参加。サル・プレイエルにてシルヴァン・カンブルラン指揮、フランス国立放送管弦楽団と共演し、その模様がテレビ放映される。他に札幌交響楽団、大阪ニューフィルハーモニーなどと共演。
進学のため上京し、早稲田大学で法律を学んだ後、ジャズに出会い、それまでとは全く違う音楽感に衝撃を受け、独学と実践で勉強を始める。
数々の実力派ミュージシャンと共演を重ね、現在都内、千葉、茨城のライヴハウスを中心に演奏活動中。

いや。ご本人のホームページからコピペしましたが、改めて読むとなんかすごいです。チャットで知り合って、バカバカしい話で盛り上がっていたころは、ぜんぜん知らなかったんですけどね。ピアノ弾く人だってことと、司法試験に挑戦中(当時)ってことは知ってましたけど。彼女の結婚披露宴に呼ばれて、紹介ビデオでテレビに出演してる彼女を見てぶっ飛びました。

ライブは半分くらいがオリジナル曲でした。感情がざわめき立つような、独特の色彩感を持ったステキな曲ばかりでした。締めは彼女のテーマ曲ともいうべき?「ノスタルジア」。原曲は11歳の時に書いたんですって。ちょっと憂いを帯びたメロディーながら、なぜか元気な気持ちになってくる不思議な曲です。

ノスタルジアは、今年の1月出たオリジナル曲を集めた彼女の1st CD"Songs of Lilac"にも入ってます。リンク先のページで試聴できますよ。

わたしもCD買ってきました。サイン入りです!!

Song_of_lailac

今日はステキな1日でした。おやすみなさい。

ブログランキング投票! ← 読んだらクリック!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月27日 (水)

お茶(今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ お茶
「紅茶?緑茶?ウーロン茶? あなたが好きなお茶の種類を教えてください。」

こんばんは。マダム でんでん♪でございます。

このところ徹夜しちゃったりとかもあったので、昨日はちょっと疲れが出て寝込んでました(^^;;いつもこんなんばっかりで学習しないのか?わたしは。って感じですが、どうぞ見放さないで見守ってくださいね。

今日はBlogPetで「好きなお茶」がテーマになっていたので、ちょっと書いてみます。わたし、今はコーヒーに熱中してますが、実は以前は中国茶に凝ってました。中国茶についてのブログ(中国茶についての話題は最初の頃だけで後半は日本酒とコーヒーのブログになってますが)なんかもやってました。

なので、紅茶、緑茶、ウーロン茶の中から選べと言われたらウーロン茶を選ぶわけですが。ウーロン茶って実は結構範囲が広いんですね。紅茶、緑茶、ウーロン茶の違いってなんだかご存知ですか?原料のお茶の葉の種類が違う?いえいえ、実はそれは決定的な違いではないんです。確かに品種的にも違ったりするのですが、ウーロン茶を作るお茶の葉から緑茶を作ることだってできないわけじゃないんです。紅茶の中でもダージリンファーストフラッシュ(ダージリンの初摘み茶)には、発酵度がとても低く抑えてあって緑茶に近いものもあったりします。

紅茶、緑茶、ウーロン茶の定義で決定的なのは、発酵させるかどうかなのです。この場合の発酵とは、お茶を摘んだ後しばらく寝かせておくとお茶の葉に含まれる酵素の働きで、自然に成分の化学変化が始まるんですが、これを発酵と読んでいます。だから(微生物が介在する)お酒などの発酵とはちょっと違います。紅茶は茶摘後しっかり萎凋(しおれさせる)を行い十分に発酵させたもの、緑茶は茶摘後すぐに蒸し、揉捻工程に移ります。ウーロン茶はその中間というわけ。

そんなわけで、同じウーロン茶という名前で呼ばれていても「東方美人」なんかはほとんど紅茶に近い発酵度ですし、最近の台湾ウーロン茶や中国ウーロン茶の高級茶(値段が高いブランド物)の多くは発酵度、焙煎度を抑えて香りを強調した緑っぽいお茶がもてはやされてます。

そんな中でわたしが好きなのは、どちらかというとしっかり焙火の入った「熟茶」と呼ばれるタイプです。ほうじ茶と紅茶を合わせたような風味のお茶と言ったらイメージに近いかもしれません。

でも、最近の生茶(緑っぽいお茶)ブームで、お茶の焙煎技術が廃れてきて、このタイプのお茶の本当にいいものは手に入りにくくなってるみたいです。高山茶(お茶もコーヒーと同じで、高地で作ったものの方が香りが高く旨味が多いといわれています。コーヒーと似てますね)の生茶も確かにおいしいんですが、わたしは熟茶のほっとする感じが好きなんですけどね。どうかウーロン茶の焙煎技術、廃れないで継承されていって欲しいものです。

実は「焙煎珈房 蝸牛の宿」でもおいしい中国茶も扱いたいなと思ってます。今はコーヒーで手一杯なんですが、ひと段落付いたら中国茶についても書いてみたいと思います。どうぞお楽しみに。

ブログランキング投票! ← データ記録の話とかって人気ないのね。。。(寂

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年6月23日 (土)

ろうそくの~炎がゆれる~♪

こんばんは。マダム でんでん♪でございます。眠いのにまた書いてます。睡眠不足で少しハイかもしれません。

6/21の日記に書いた100万人のキャンドルナイト、昨日は焙煎データ記録アプリのプログラミングに夢中ですっかり忘れてましたが、今日はやってみましたよ。「でんきを消してスローな夜」でございます。「でんきを消してろうそくの明かりでたった2時間を過ごしてみたからって、そんなの何か意味あるの?」とお思いのあなた、じゃこうねずみさんのお友達ですか?とか言いつつ、わたしはアニメのムーミンの中で結構好きなキャラクターだったわけですが。

あ、話がそれてますね。キャンドルナイトでした。実はわたしもなんか作り物っぽいイベントだなーってうっすら思ってました。心の底で。で、昨日はすっかり忘れちゃったりしたわけですが。まあ、そんな疑り深い気持ちも持ちつつ、でんきを消して約2時間、主人と2人ろうそくの揺れる炎の下で過ごしてみたわけです。

テレビもつけないで薄暗い中、ビールで乾杯して、結構手抜きでつくったシーフードカレーをいただきました。しばらくは特に会話が弾むこともなく、2人してモクモクと食べて飲んでだったわけですが、そのうち小学生の頃、夏の雷で停電したときにろうそくの火で食事をしたり、お風呂に入ったりしたことを思い出しました。そんなことをきっかけに、主人と子供の頃のことを話したり、これからのことを話したり、久しぶりにいろんなことを語り合えました。


「でんき消すとなんか静かな気がするね」

「子供の頃って夜はこんな風に静かだったよね」


不思議とゆったり生きていた昔に帰った気持ちになれたひとときでした。

100万人のキャンドルナイトは明日までです。別にこういうのに乗っかる必要もないですが、100万人が同じようにでんきを消して、ゆっくりした気持ちで同じときを過ごしているんだなーって思うと、ちょっとステキな気がしませんか?よかったらあなたも明日はろうそくの炎で夕食を!!!

ブログランキング投票! ← ゆったりとした気持ちでクリック!!

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年6月21日 (木)

100万人のキャンドルナイト

もう1回こんばんは。マダム でんでん♪でございます。

うっかり忘れかけてましたが、6月22日~24日の夜は「100万人のキャンドルナイト」ってことで、あちこちでイベントがあるみたいです。特にイベントに参加しなくても、おうちでの団欒のひとときをろうそくのほのかな明かりで過ごすことで、電気に頼っている今の生活をすこし見直しましょうという趣旨らしいです。

スローライフとかって、あれもダメこれもダメな発想になりがちで、普通の都会生活者には縁がないんじゃないかと、はじめからアウトオブ眼中だったりする方も多いんじゃないかと思うんですが(というかそれわたしのことですが)、かたひじ張らずにお仕着せでない娯楽を楽しみながら家族の会話を持ったり、ちょっと時間をかけておいしいコーヒーを淹れてのんびりと過ごしたり、そんなちょっとしたひと手間で豊かな時を過ごしてみませんか?

明日はちょっと手間をかけておいしいご飯作ってみようかな。

ブログランキング投票! ← キャンドルナイト記念クリック!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 6日 (水)

松屋式ドリップ

おはようございます。マダム でんでん♪でございます。

今日は松屋式ペーパードリップをご紹介します。

冷めてもおいしいコーヒーを淹れられる抽出法
質の悪い豆でもおいしく淹れられる抽出法
良い豆だとびっくりするくらいクリアな味のコーヒーを淹れられる抽出法

興味湧きませんか?興味シンシンですよね?では、ちょっと長いですがお付き合いください。

コーヒーの抽出法、いろいろありますよね。身近なところでは、ペーパードリップやコーヒーメーカー、エスプレッソマシンなどでしょうか。ほかにも、フレンチプレス(スペシャルティコーヒーのお店ではこの方法を薦めているところが多いようです)、ネルドリップサイフォンパーコレーターモカエキスプレス(直火式エスプレッソ抽出器具)などなど。しかも、それぞれの抽出法にもたくさんの流派があって。どの方法が一番おいしく淹れられるの?とお悩みの方も多いかと思います。

実際には、それぞれの抽出法にはそれぞれに良さがあって、この方法が絶対ってものではないんです。このブログでも抽出法ごとの特長とか少しずつ書いていきたいと思いますが、今日はペーパードリップの中でもちょっとマニアックな松屋式の抽出方法を紹介したいと思います。

松屋式って聞いたことありますか?おそらく一部のマニアの方を除いて、この名前を聞いたことのある方は少ないと思います。そんなマイナーな抽出法なのですが、とても合理的な淹れ方で質の悪い豆でもそこそこにおいしく、良い豆ならほんとうにクリアで目の覚めるようなおいしいコーヒーを淹れることができます。

松屋式は、名古屋の松屋コーヒー本店の先代社長さんが考案なさった抽出法です。元々は喫茶店で大量のコーヒーを作り置きしても味が落ちないようにと考えられたんだそうです。わたしが松屋式を知ったのは、同じく名古屋のフレーバーコーヒーさんのホームページ(松屋式ドリップの世界)でした。初めてこの抽出法を知ったときは、目から鱗が落ちる思いでしたよ。

松屋式ドリップで使う道具はこんな感じです。

20070606_matsuya

こんなにいろいろ揃えるの大変~。そんな声が聞こえてきそうですが、とりあえずは松屋式の金枠とペーパーがあれば、お手元にある道具を使ってちょっと工夫すれば試すことができますよ。今日は紹介だけなので詳しくは書きませんが、コーヒーにお湯をほそ~く一定に注ぐことのできるポットがあれば大丈夫です。

詳しい淹れ方は、フレーバーコーヒーさんの「松屋式コーヒーのいれ方・初心者用」をご覧ください。一番の特徴は、コーヒー豆の持つおいしい成分だけを抽出した濃いコーヒー液を作って、お湯で薄めるってことです。

えー、薄めるの?水っぽくなっちゃわない?

そんなことないんです。

普段カリタなどの器具でペーパードリップをされている方は、一度普段の抽出方法の半分から後の抽出液をよく調べてみてください。抽出の途中でドリッパーを外して、後半部分のコーヒー液をカップに取って飲んでみるだけです。どうですか?そのコーヒー飲みたいと思う味ですか?味が薄い上にしぶ~く感じませんか?それをカップに入れちゃうから、コーヒーが不味くなるんです。

松屋式は、コーヒーのおいしい部分だけを上手に集めることを目的に考えられた抽出法なんです(もちろんそんな単純なものではなくて、松屋式では出せない味ってものもあります。そういう詳しいことはわたしがもっと勉強して詳しくなったら書いていきますね)。

ね?目から鱗でしょ。ちょっと練習すればスグにいつもとは一味違ったコーヒーを楽しむことができますよ。

松屋式の器具は、本家の松屋コーヒーさんのオンラインショップや、フレーバーコーヒーさんの通販サイトで手に入ります。一度試してみてくださいね。

マダム でんでん♪は、この松屋式ドリップをきちんとマスターするために明日から名古屋に行ってきます。上手になったらこのページでもコツとかを書いていきますね♪

あ、そうそう。大事なことを書くのを忘れてました。松屋式を試すときには、浄水器を通した水かミネラルウォーターを使ってください。コーヒーの粉って活性炭みたいな吸着作用があるらしいんです。だから、普通の抽出方法ではカルキ臭が出にくいんですが、半量だけ抽出してお湯で薄める松屋式では薄めるのに使う素のお湯のカルキ臭がバッチリ出ちゃうみたいなんです(うちはいつも浄水器なので試したことないんですけど)。

奥様、大変!!マダム でんでん♪さんとこ、トップ5入り目前ですわよっ!
えっ?ほんと?それは大変!今すぐチェックしなきゃ!ブログランキング投票!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 3日 (日)

牛乳パック用キャップ

うちではコーヒーにクリームを入れる場合には、ポーションとかでよく見かける植物性のクリームではなく、乳製品の純生クリームを使ってます。やっぱり、純生クリームの方がコクがあっておいしいです。でも、難点は植物性のクリームに比べてちょっと高くつくことと、使った後しっかり密閉しないとすぐに固まってしまうこと。高いのは仕方がないとして、密閉はクリップで留めたり、ラップをかけたりちょっと面倒。もっとスマートな密閉方法ないかなと思ってました。

とか思ってたら、今日、スーパーにお買い物に行ったときに便利そうなものを見つけましたよ!その名も「牛乳パック用キャップ」。そのまんまやん。

20070603_cream_cap

商品名はぜんぜん工夫がなくて陳腐ですが、牛さんの絵が付いてかわいいし、一度セットすれば注ぎ口の部分をスライドするだけで開け閉めできて、なかなかのスグレモノです。

「牛乳パック用キャップ」で検索するとネット販売しているお店も見つかるみたいです。一応、メーカーのお問い合わせ先をメモっときます。

レック株式会社 消費者サービス部
03-5684-3000
http://www.lecinc.co.jp

あ、昨日と今日の焙煎データはまだ集計中。。。

← クリックおねが、、、、しつこいですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年5月23日 (水)

SCAJセミナー - COFFEE 多様性の祝祭 第1回

昨日は日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)のセミナーに参加してきました。テキストはイタリアのインポーター、ヴォチェンツォ・サンダィユさん著のCOFFEE 多様性の祝祭』です。

このテキスト、ちょっとばかりお高い(会員価格で7500円、非会員だと9500円)のが難点ですが、ほぼ全ページに産地のカラー写真や資料図版がちりばめられた豪華本で、なかなか知ることのできない産地の情報が系統的にまとめられたとても素晴らしい内容です。

今回参加したセミナーは、この書籍に基づいてスペシャルティコーヒーの考え方の基本を3回で概説する基礎講座の1回目で、スペシャルティコーヒーの概念、コーヒー生産地の環境、コーヒーの木についての基礎知識といった内容の講義でした。

前半の「産地の多様な生物相が多様な香味特性を持つコーヒー品種を生み出した」というような概念的、理念的な話はともかくとして、コーヒーの木についての基礎知識の部分では、完熟実の選別ピッキング、コーヒーの品種について、コーヒーの木の剪定方法についてなど個別的な詳しい話が盛りだくさんでとても勉強になりました。

中でも印象的だったのは、スペシャルティコーヒーにおいては、必ずしも在来品種に特別な価値を付与しないという話。

簡単にまとめると、在来品種では木ごとの収量が少ない、病害虫耐性が低いなどの生産性阻害要因があるので、それを補うだけの対価が支払われない限り、香味評価において丁寧に栽培されたハイブリッド種のコーヒーの香味を上回るとは限らないということ。

実例として、直近のコロンビアCOEでの評価結果において、カツーラ種やコロンビアバラエティーが入賞豆の大半を占め、ティピカといった在来種の入賞が極めて少ないという資料が示されました。コロンビアは特にハイブリッド種の導入が進んでいる産地なので、これだけで判断するのはどうかと思いますが、一般論として安く買い叩かれた在来種の豆の香味特性が特別に優れていているはずはないというのはもっともな話だなとは思いました。

以上、簡単なレポートでした。品種の話なども折を見てまとめてみたいなと思います。2回目以降のセミナーも受講してレポートしますよ!あと、スペシャルティコーヒーの評価基準というのは、スペシャルティコーヒーのカッピングを勉強しないと分からないわけで(いろいろ疑問に思っていることもあるので)、そっちの方のセミナーにも参加していきたいと思ってます。

← クリックしていただけると励みになります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月11日 (金)

フェアトレードについてさらに考える

フェアトレードについて考えてたら、ちょくちょく覗かせていただいているブログで「最近のエチオピアについての気になるニュース」って記事を見つけました。

スタバ VS エチオピアですか。この話、ぜんぜん知りませんでした。表面的にはスタバ VS エチオピアですが、オックスファムがエチオピア政府の後押ししてたんですね。正直、こういうスケールの話って、わたしのような下界に生きる人間にはよく分からなかったりします。

片方のオックスファムは、イギリスのNGOで非常に古くから飢餓問題に取り組んでいる団体です。もう一方のスターバックスはグローバルに展開するロースターですが、フェアトレードにも積極的に取り組んでいるイメージがあります。

検索してたらThe Economistに掲載された"Storm in a Coffee Cuo"という記事を翻訳した「スターバックス VS エチオピア」ってページを見つけたんですけど、これによるとスターバックスの方が正しかったのかな?とも思えます。でも、「事業のやりやすい法体系を構築してもらい、ちゃんとした財産権も確立して、エチオピア農民たちが自助努力で貧困脱出できるようにしたほうがいいだろう」なんてところを読むと、これってまるまるそのままグローバル企業の言い分そのままじゃん?って思えてしまうんですよね。また、「この商標の話も単に政府が歳入を増やしたいだけで、コーヒー農家には何も行かないのではないかと怪しんでいる」なんてことも書いてあるけど、エチオピア政府が十分に信用できないにしろ、第3世界の政府はどこも債務超過で世界銀行やIMFの勧告を受け入れざるを得ない構図がある(そして世銀やIMFの政策にはグローバル企業の言い分がほとんどそのまま反映されてたりする)現状では、生産国の政府の歳入が増えるだけの結果に終わってしまうとしても、現地の窮状を改善できるという見通しをオックスファムは持っているのかもしれない。

そんなことも考えながら、オックスファムの主張スターバックスの抗弁を読むと、どっちの言ってることにも一理あるなと。最終的にスターバックスが折れた裏にはややこしい政治的な駆け引きなんかがあったのかもしれないけど、そんなことはわたしのような下界の人間には分からないことなんですよね。。。

「フェアトレードについてさらさらにに考える」に続く(多分)

← クリックしていただけると励みになります。

---------------

2007/5/11 10:20 追記

記事の中で紹介した「スターバックス VS エチオピア」のページにリンク貼るのを忘れてました。肝心なところが抜けてて申し訳ないです。大変失礼しました(記事中にもリンク追加しました)。このページは、オープンソースコピーレフト関連の翻訳で有名な山形浩生さんのサイトの一部で、このほかにもフェアトレード関連でいろいろ興味深い記事の翻訳が載ってたりします。たとえば、「「買い物かごで投票?」 よりフェアトレードの部分を抜粋」って記事など、フェアトレード運動の負の側面を考える上で重要な視点を提供してるなあと思います。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年5月10日 (木)

伝えることのむつかしさ

先日、「笑顔をつなぐコーヒー」というエントリで少しフェアトレード(このWikipediaの定義には相当違和感を覚えますが、、、)のことに触れました。エントリの中にはフェアトレードという言葉は書きませんでしたが、あれを書いたときに念頭にあったのはフェアトレードのことでした。

その後、フェアトレードやオルターグローバリゼーション関連の本を読んだりして、少し勉強してました。「笑顔をつなぐコーヒー」で紹介した『なぜ世界の半分が飢えるのか』の著者、スーザン・ジョージさんの『オルター・グローバリゼーション宣言』だとか、フランスの有名ニュース・キャスター、ジャン・ピエール・ポリスさんの『コーヒー、カカオ、コメ、綿花、コショウの暗黒物語』、イギリスの飢餓救済NGOでフェアトレード運動にも深いかかわりのあるオックスファムが出したレポート『コーヒー危機』のほか、日本のフェアトレード団体のブックレットなどを立て続けに読みふけっていました。相当に斜め読みだったので、まだ未消化のままだったりしますが、自分の中ではフェアトレードの必要性について、一定の理解はできたかなと思います。わたし自身、ネットショップを開業して運営していく中で、何らかの形でフェアトレード運動に貢献していきたいと考えています。

ただ、ネットショップを利用してくださるお客様にどうやってフェアトレードというものを伝えていったらいいのか。そんなことを考えています。チャリティーのような偽善的な伝え方に終わらせるなら、フェアトレードに関わるべきではないと思ってます。自分の中で未消化な部分も多いこともあって、まだまだ具体的な形が見えてきません。

とりあえず、今考えていることをブレインストーミング的にメモしておきたいと思います。

  • フェアトレードは「貧者」に対する慈善事業ではない
  • 産地での生きる環境を守る運動が、消費地での生き方を豊かにすることに直結するような運動であるべき
  • お客様にガマン、不便を強いるビジネスはビジネスとして成立しない
  • フェアトレードをマーケティングの道具に使うような行為は世間さまに対する裏切りである
  • フェアトレードだからと言って、おいしくないコーヒーを高く売ることはできない
  • ゴミ粒級ロースターの蝸牛の宿としては、少量多品種でないと食べていけない
  • ライフスタイル提案型でコーヒーに限らず、いろんな角度からフェアトレード産品を紹介する(多品種)
  • 産地の現状、フェアトレード団体(NGO、企業)の取り組みを分かりやすく伝えることで、橋渡しの役割を果たす

あー。ヘタレなブレインストーミングですね。もうネタ切れ(笑。そもそも、お店やろうと思ってる人が、こんな頭の中のぐにゃぐにゃをブログで公開していいの?って気もするのですが、(中途ハンパに)モヒカン的エートスなわたくしと致しましては、こういうのもありかなと。

相当カラミにくいエントリかと思いますが、「なに間抜けなこと書いてるんだ」みたいなツッコミなどいただけるとうれしいです。ただし、「アフィリエート貼ってんじゃねー。ボケ」みたい